本文へスキップ


 


CD「池野成の映画音楽 牡丹燈籠 妖怪大戦争」内容詳細  pany



劇中使用楽曲【完全収録】


『牡丹燈籠』:23曲、『妖怪大戦争』:29曲

全52曲

CD「池野成の映画音楽 牡丹燈籠 妖怪大戦争」収録楽曲


 社会派映画の巨匠・山本薩夫監督がメガホンを取り、ワイヤーアクションを駆使したその映像美が今も語り継がれる映画『牡丹燈籠』(1968)。「大魔神」シリーズ等で特撮監督を務める大映特撮の雄・黒田義之監督が本編も演出した映画『妖怪大戦争』(1968)。両作品はホラー・特撮人気も加わり、現在も絶大な人気を博しています。
 本CDは、この2作品のために作曲された音楽を初カップリング。劇中使用曲の【完全収録】を実現しました。

 『牡丹燈籠』『妖怪大戦争』の音楽を手掛けたのは作曲家 池野成。

 その生涯で300本近くの映画作品に携わり、山本薩夫監督『白い巨塔』、増村保造監督『赤い天使』、川島雄三監督『雁の寺』、福田純監督『電送人間』等々、巨匠・名匠達ともコンビを組み、幅広いジャンルの作品に楽曲を提供しました。

 池野音楽の特徴である金管低音がつくりだす暗くて重い不安定なサウンドによる恐怖の音楽と耽美な愛のテーマがロマン・ホラーの世界を織りなす『牡丹燈籠』。絶妙なオーケストレーションで日本と異国の妖怪のキャラクターを明確に表現仕分け、かつ格調高いラストも支える『妖怪大戦争』。本CDでは、これら作曲家 池野成の「仕事」を余すところなく堪能出来ます。

 音源は『牡丹燈籠』『妖怪大戦争』ともにオリジナル・マスターテープを使用し、192kHz/24bitでデジタル化。その圧倒的な情報量をもとにマスタリングを施し、繊細かつ重厚なサウンドを実現しました。

 ブックレットには片山杜秀氏、門野誠氏による解説を掲載。これに加え、映画『牡丹燈籠』で主演をつとめた赤座美代子氏への特別インタビュー、作曲家本人への収録作品についてのインタビュー、「日本妖怪大事典」(水木しげる:画)等々の著書で知られる文筆家 村上健司氏による「『牡丹燈籠』と『妖怪大戦争』――その背景について」、評論家 片山杜秀氏による池野成音楽論「昏い束の間の王国――池野成の世代と個性――」を収録しています。



【CD「小杉太一郎の純音楽」報道記事】

取り扱い




   神保町シアター

タワーレコードHMV芽瑠璃堂 他


【CD「小杉太一郎の純音楽」報道記事】


CD「池野成の映画音楽 牡丹燈籠 妖怪大戦争」情報

池野成 没後10年 Salida企画

池野成 研究活動



inserted by FC2 system