上田英治　　　　　　　　　上田ちよ

1968年京都市生まれ。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。ギターを尚永豊文氏、藤井敬吾氏に師事。89年第14回ギター音楽大賞優勝。同年第7回ABC ギターフェスティバル優勝。92年第38回九州ギター音楽コンクール優勝。同年沖縄で行われたホセ・ルイス・ゴンサレス国際ギターマスタークラスに参加、 ホセ・ルイス賞を受賞。93年よりギター協奏曲を演奏するジョイントコンサートシリーズを5年間に渡り開催。ディビッド・ラッセル、ミヒャエル・トレス ターのマスタークラスを受講。97年9月バロックザール（京都）にて長岡増男氏とジョイントリサイタルを開催、藤井敬吾作曲ギター二重奏のための組曲「怒りの日」全12曲を世界初演。この時の模様を収めたビデオ「怒りの日」世界初演ライブ（GGVD2002）が現代ギター社より発売されている。

幼少の頃から父、木村英明氏に師事、数々のジュニアコンクールで優勝を重ねる。のち中川信隆、藤井敬吾の各氏に師事。84年第11回ギターコンクール高校生の部金賞。86年第13回ギターコンクール高校生の部第1位読売賞。88年第6回ABCギターフェスティバル優勝。翌年大阪でデビューリサイタルを開催。 94年第40回九州ギター音楽コンクール優勝。90年には韓国へ演奏旅行を行い、アランフィス協奏曲を演奏する。2001年10月、バロックザール（京都）においてソロ・リサイタルを開催、テデスコのギター協奏曲第１番、藤井敬吾の地中海協奏曲の２曲のギター協奏曲を含むプログラムを演奏。2002年2 月には現代ギターGGサロン（東京）にてソロ・リサイタルを開催。

上田英治と上田ちよにより1998年に結成。2000年7月ザ・フェニックスホール（大阪）、10月現代ギターＧＧサロン（東京）でデュオ・リサイタルを開 催。伊福部昭作曲「日本組曲」ギター二重奏版の編曲初演や、藤井敬吾作曲「怒りの日」全曲を含む意欲的なプログラムで好評を博す。2003年5月、ファー ストCD「怒りの日」藤井敬吾ギター二重奏作品集をリリース。2004年五月さいたま市で開催された第１６回日本ギター重奏コンクール＆フェスティバルに ゲスト出演。2005年春、セカンドCD「日本組曲〜デュオ・ウエダ、伊福部昭を弾く」をリリース。同年6月バロックザ−ル（京都）、7月現代ギターＧＧ サロン（東京）でデュオ・リサイタルを開催。藤井敬吾に委嘱した新作「２人のソナタ」や、カステルヌォーボ=テデスコの「２つのギターのための協奏曲」 （日本で演奏されるのは山下兄妹以来、ピアノ伴奏での演奏は日本初演）を演奏。現在ギター二重奏の独自のレパートリーを開拓しつつ各方面で演奏活動を展開している。

デュオ結成15周年「デュオ・ウエダ　ギターリサイタル」
【チラシ】

作曲家 小杉太一郎 研究活動