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CD「池野成の純音楽」収録作品《EVOCATION エヴォケイション》(1974)〔1998年演奏音源〕


CD「池野成の純音楽」制作の中で所在が判明した「東京音楽大学パーカッションアンサンブルコンサート」マスター音源
CD「池野成の純音楽」制作の中で所在が判明した
「東京音楽大学パーカッションアンサンブルコンサート」マスター音源



 1998年、東京音楽大学打楽器専攻生有志の主催による「東京音楽大学パーカッションアンサンブルコンサート」で《EVOCATION》が取り上げられた。
 演奏は、川瀬達也(現・新日本フィルハーモニー交響楽団 主席ティンパニ奏者)をリーダーとするメンバーにより行なわれた。

 作曲家 池野成はリハーサルには立ち会えなかったものの、コンサート当日に出席し、その演奏に驚嘆する。この時のことを池野は
「打楽器のチューニングは指定通りではなかったのですが、そのフレッシュな作品解釈に圧倒されました」
 と回想している。
 その後、コンサート主催者より届けられたライブ録音のカセットテープをSalidaは池野と一緒に聴く機会を度々得たが、その都度
「マスターはDATテープだそうですから、それはもっと音質が良いはずなんです」
 と言いつつ、満足げな表情を浮かべていた。    

 「池野成の純音楽」制作の中で、川瀬氏の多大な御協力により、池野が生前にカセットテープでしか聴けなかったこの演奏のマスター音源の所在が判明。
 すでに池野の指定によるチューニングを反映した《EVOCATION》の名演奏をDISC1に収録しているが、池野のこの演奏にたいする愛着を考慮し、特に紹介・収録するものである。
 本企画に御賛同くださいました川瀬氏にこの場を借りて深く感謝を申し上げます。



池野成の純音楽

CD「池野成の純音楽」


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