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神保町シアター



没後10年 作曲家 池野成の仕事

――映画に刻まれた音楽の軌跡

作曲家 池野成


Salida全面協力で開催決定


 Salidaが行っている「作曲家 池野成 没後10年」活動に御賛同をいただき、東京神田「神保町シアター」にて
2014年8月30日(土)~9月26日(土)4週間、作曲家 池野成が音楽を担当した映画全16作品が上映される「没後10年 作曲家 池野成の仕事――映画に刻まれた音楽の軌跡」がSalida全面協力で開催されることが正式に決定しました。
(※ 神保町シアター様の御厚意で「Salidaホームページ・Facebook・Twitter」で先行発表させていただいています)

 上映作品はSalida参加の上、『牡丹燈籠』(1968年 大映京都/監督 山本薩夫)、『妖怪大戦争』(1968年 大映京都/監督 黒田義之)をはじめとする全16作品の選定が完了しています(詳細は近日お知らせします)。

 かつて、作曲家 伊福部昭、早坂文雄、眞鍋理一郎、武満徹、林光、等の映画音楽回顧上映会が行われているものの、日本人作曲家に焦点を当て特集上映が開催されるのは非常に稀なことです。
 そのような中、本企画はこれまで『映画音楽ではつねに力作をかき、すぐれた仕事をつづけてきた。それでは映画音楽では池野成の名は華やかな存在かといえば、けっしてそうではない。むしろ地味な存在である』(秋山邦晴)とされてきた作曲家 池野成にスポットを当てるという、他にまったく類を見ない試みです。

 また、生前の池野先生を知る方なら池野先生が御自身の映画音楽について「生活のために手を染めざるをえなかった賎業」と周囲に多くを語ろうとしなかったことを御存じでいらっしゃると思います。
 しかし、作曲家 池野成の映画の仕事は果たして「賎業」という一言で片付けられるようなものなのでしょうか―――本企画をその検証の機会にするべく、池野先生からCD「池野成の映画音楽」(4枚組)の制作を許された者としての自負を持って開催に精進していく所存です。

 没後10年を契機に実現した本企画によって、作曲家 池野成の映画の「仕事」が一人でも多くの方々に見直されることを心から願っています。


本企画・打ち合わせ
石原裕次郎に見守られながら、神保町シアター支配人
(写真左の御手のみ撮影成功。いつもお世話になっております。)と
本企画の打ち合わせ。ちなみにSalida が着用している緑のシャツは、
池野先生からいただいたものであり、テーブル・左奥の白い長方形は
作曲家 小杉太一郎もよく土産に買っていた名古屋名物「ういろう」。




神保町シアター
「没後10年 作曲家 池野成の仕事――映画に刻まれた音楽の軌跡」


池野成 没後10年 Salida企画


池野成 研究活動



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