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藏原 惟二(くらはら・これつぐ) 略歴company



藏原惟二 監督


映画監督

1935年東京生まれ。

兄は映画監督 藏原惟繕。詩人 藏原伸二郎は叔父、評論家 藏原惟人は伯従父(いとこおじ)、政治家 藏原惟郭は大叔父、医学者 北里柴三郎は大伯父にあたる。

1958年、日本大学芸術学部映画科を卒業。
在学中の57年8月、日活撮影所助監督部入社。
阿部豊、滝沢英輔、小杉勇、長谷部安春に師事。

1971年8月、映画『不良少女 魔子』で監督デビュー。みずみずしい青春映画として藤田敏八監督の『八月の濡れた砂』とともに、最後の日活映画といわれる。
その後、社のロマン・ポルノ路線への転進に伴い『濡れたハイウェイ』(72)、『傷だらけの欲情』(73)、『黒い牝豹M』(73)などを監督する。

1979年、にっかつを退社し、1980年に藏原プロを設立。
同年、日本テレビ・東宝東和共同製作のドキュメンタリー『象物語』を、兄・惟繕の総監修のもと日野成道と共同監督した。

1983年の兄・惟繕が監督したヒット作『南極物語』では、企画・製作・脚本に名を連ねる。

テレビ作品は日本テレビ『すばらしき世界旅行・ドイツ』(74)、TBS『新・歴史を旅する・宮崎』(74)をはじめ、『網走刑務所』『アメリカ、サウンド・ストーン』(ともにテレビ東京)など、ドキュメンタリーを中心に多数手がけている。

他に『白き氷河の果てに』(1978年 北斗映画プロダクション/監督 門田龍太郎)、『ストロベリーロード』(1991年 東宝/監督 藏原惟繕)で製作を手がける。





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