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映画『妖怪大戦争』黒田義之監督にCD制作を御報告 pany



黒田義之監督



 映画『妖怪大戦争』(1968)で本編&特撮の監督を務められた黒田義之監督にCD「池野成の映画音楽 牡丹燈籠 妖怪大戦争」制作を御報告させていただきました。

 黒田監督は、1950年、大映京都撮影所入社後、1961年に『旅はお色気』で監督デビューする一方、京都撮影所の特撮スタッフの中に重きをなし、『日蓮と蒙古大襲来』(1958年/監督 渡辺邦男)に特撮助監督、『釈迦』(1961年/監督 三隅研次)では特撮斑の撮影助手として参加。

 1966年、『大魔神』(監督 安田公義)、『大魔神怒る』(監督 三隅研次)、『大魔神逆襲』(監督 森一生)の特撮監督を務め、1968年には『妖怪百物語』(監督 安田公義)、『妖怪大戦争』、『東海道お化け道中』(安田公義氏と連名で監督記名)を手掛けられました。

 その後、テレビ・ドラマの演出にも手腕を振われ、その中には『ザ・ガードマン』、『ミラーマン』、『ジャンボーグA』、『銭形平次』、『座頭市物語』、『影同心シリーズ』、『遠山の金さん』、『新・木枯らし紋次郎』、『影の軍団』、『必殺シリーズ』、『西遊記』などが含まれます。

 さらに、巨匠 伊藤大輔、稲垣浩 両監督は黒田監督の叔父にあたられます。

 御高齢のため静養中であることから、今は御家族以外との面会をされない黒田監督ですが、本CD内容の詳細をお伝えしたところ、御家族曰く「近年、最初で最後」の御許しをいただき、京都の御自宅にお伺いしました。

Salida&黒田義之監督(2)

 黒田監督は、この度のCD制作を大変喜んでくださり、完成をとても楽しみにしてくださっています。



CD「池野成の映画音楽 牡丹燈籠 妖怪大戦争」情報

池野成 没後10年 Salida企画

池野成 研究活動



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