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牧 阿佐美(まき・あさみ)略歴privacy policy


牧 阿佐美

現在、新国立劇場バレエ研修所所長、牧阿佐美バレヱ団主宰、橘バレヱ学校校長を務める。

1999年から2010年まで新国立劇場 舞踊芸術監督。
1996年 紫綬褒章を受章。
2004年 フランス共和国政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
2008年 文化功労者に選ばれる。

1934年、日本バレエ界の草分けの一人、橘秋子の長女として生まれる。4歳で初舞台、15歳でデビュー公演を行った。1954年、米国で1年間世界的バレリーナ、アレクサンドラ・ダニロワに師事。イゴール・シュベッツォフ、マリア・スワボーダー、ピエール・ウラジミーロフ、フェリナ・ドゥブロフスカら名教師のクラスで学んだ。
1956年、橘秋子とともに牧阿佐美バレヱ団を設立。
1957年「コッペリア」の日本初演で、日本人として初めて外国人ダンサー、フレデリック・フランクリンを相手役に迎えて全幕を踊り話題を呼ぶなど、プリマ・バレリーナとして数多くの作品に主演。
日本でも風物詩となった12月の「くるみ割り人形」上演は、1963年に牧阿佐美バレヱ団で始まり、現在に至るまで続くほか、日本のバレエ団として初演した「コッペリア」(1957年)、「ライモンダ」(1979年)、「ホフマン物語」(1988年)、「ラ・シルフィード」(1992年)、フレデリック・アシュトンの「リーズの結婚」(1991年)、「アルルの女」(1996年)に始まるローラン・プティの作品群など、豊富なレパートリーを上演している。
第1回海外公演は1978年、イタリア、フランス、イギリス、イスラエルの20都市で41公演を行った。1990年にはソ連文化省の招聘を受け、レニングラード・キーロフ劇場とモスクワ・ダンチェンコ劇場で公演、近年はフランス、スペインでのツアーを行っている。
1968年、振付家としてデビューし、「ブガク」(黛敏郎:作曲)、「トリプティーク」(芥川也寸志:作曲)、「シルクロード」(團伊玖磨:作曲)を発表。振付作品には、「ロメオとジュリエット」(1995年/アザーリ・プリセツキー共同振付)、「椿姫」(1998年)、「ラ・バヤデール」(2000年)、「ライモンダ」(2004年/改訂振付)、「白鳥の湖」(2006年)、「椿姫」(2007年)などがある。
1971年舞台を退き、牧阿佐美バレヱ団主宰者、橘バレヱ学校校長に就任。以来、卓越した指導力で日本を代表する多くのダンサーを育成する。1979年にAMスチューデンツを発足させ、全国からオーディションを経て集まったジュニアの選抜クラスの指導を始める。1996年には東洋人として初めて、英国ロイヤル・バレエ学校でアッパースクールの1・2年生のクラスを指導するゲスト教師を務めた。また海外から著名な振付家や指導者を招聘し、公演で大きな成果をあげるなど、日本バレエ界の発展に大きく寄与している。
1999年7月から2010年8月まで新国立劇場舞踊芸術監督を務め、英国アシュトンバレエの傑作「シンデレラ」、デンマーク・ヴルノンヴィルバレエ「ラ・シルフィード」、米国で活躍したバランシンやチューダーの作品を上演、新国立劇場バレエ団に新機軸を打ち出した。2009年9月には新国立劇場バレエ団が「椿姫」をモスクワのボリショイ劇場で上演。現在、新国立劇場バレエ研修所所長を務める。

1984年ニムラ舞踊賞、1987年芸術選奨文部大臣賞、東京新聞舞踊芸術賞、舞踊批評家協会賞、1991年橘秋子特別賞、1991年/92年/93年に牧阿佐美バレヱ団として舞踊批評家協会賞、1996年紫綬褒章、2004年フランス共和国政府より芸術文化勲章シュヴァリエ、「ライモンダ」振付で朝日舞台芸術賞。2008年には日本人として初めてブノワ賞の審査にあたる。2008年文化功労者に選ばれる。

著書に「バレエに育てられて 牧阿佐美自伝」(2009年 新書館)がある。




牧 阿佐美バレヱ団:http://www.ambt.jp/




CD「小杉太一郎の純音楽」収録曲
舞踊組曲「戰國時代」

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