2017年10月30日は、池野成先生の《TIMPANATA》が初演されてからちょうど40年。
40年前の1977年は、東京藝術大学の創立九十周年にあたり、大学では記念演奏会が企画され、打楽器科教官であった有賀誠門先生も出演されました。
同年2月に行われた《EVOCATION》初演、さらにその3ヶ月後に行なわれた再演に参加し、池野先生の曲に関心を持たれた有賀先生は、この記念演奏会で披露する作品を池野先生に委嘱。
これにより作曲された《TIMPANATA》は有賀先生に献呈され、初演は好評を博しました。
今年2月、Salidaは池野作品の誕生・普及に寄与されてこられた有賀誠門先生に御目にかかり、その後も多大な御協力をいただいておりますことを特に記し、この場を借りまして心より御礼を申し上げます。