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山内 久(やまのうち・ひさし) 略歴company



脚本家 山内 久

(写真提供:小杉隆一郎)


脚本家

1950年に東京外国語大学卒業後、松竹大船撮影所脚本部に入社。
1959年に松竹を退社し、フリーとなる。

これまで、

■『幕末太陽傳』(1957年 日活/監督 川島雄三)

  ※公開当時は松竹に在籍していたため、「田中啓一」というペンネームで脚本を執筆。

■『豚と軍艦』(1961年 日活/監督 今村昌平)
■『私が棄てた女』(1968年 日活/監督 浦山桐郎)
■『聖職の碑』(1978年 東宝/監督 森谷司郎)
■ テレビドラマ『若者たち』(1966年 フジテレビ)

などの脚本を手がける。


父は弁士 山野一郎(本名:山内幸一)、兄は俳優の山内明、弟は作曲家の山内正であり、エッセイストの山内美郷は姪(兄、明の娘)にあたる。

妻の立原りゅうは脚本家 野田高梧の娘であり、父親・夫と同様に脚本家として活躍した。

作曲家 小杉太一郎は義弟(妹の夫)の間柄になる。


著書に

『若者の旗』共著:立原りゅう(1970年 文理書院)
『アッシィたちの街』(1981年 汐文社 同時代叢書)
『街~若者たちは、今~』(1982年 汐文社 同時代叢書)
『街~美ら島は、今~』(1983年 汐文社 同時代叢書)
『若者たち~時代を駆けぬけた熱い青春がいま、甦る~』
(1984年 汐文社 同時代叢書)
『私も戦争に行った』(2000年 岩波書店 岩波ジュニア新書)

などがある。






「正はずいぶん無念だったろう」

作曲家 山内 正 研究活動


      
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