「六つの管楽器の為のコンチェルト」のレコーディングは、東京フィルハーモニー交響楽団 首席奏者陣(2012年3月時点)により、2012年3月26日 サウンドイン
B スタジオにて、小杉驤齪Y氏監修のもと行われました。
「六つの管楽器の為のコンチェルト」は、作曲家 小杉太一郎のデビュー作として、作曲者のプロフィールには必ずその名が記載される作品でありながら、楽譜の亡失のためこれまで曲の内容はまったく不明の状態でした。
本レコーディングは、その「六つの管楽器の為のコンチェルト」の全貌を解明する重要なものであるだけに、その演奏をどのような演奏家にお願いし、また、限られた制作費の中で果たしてお引き受けいただけるのだろうかということが、本企画制作者の懸案事項となっていました。
しかし、レコーディングエンジニア 半田和彦氏がお骨折りくださったことによって、まず最初に東京フィルハーモニー交響楽団 首席ホルン奏者 森博文氏に本企画が伝えられ、最終的に東京フィルハーモニー交響楽団
首席奏者の皆様揃い踏みという望外のレコーディングが実現いたしました。
吉岡 アカリ 氏 略歴 小林 裕 氏 略歴
万行 千秋 氏 略歴 チェ・ヨンジン 氏 略歴
森 博文 氏 略歴 辻本 憲一 氏 略歴
作曲からちょうど60年を経て実現された「六つの管楽器の為のコンチェルト」蘇演レコーディングをもって、CD「小杉太一郎の純音楽」収録曲すべてのレコーディングが完了いたしました。
「六つの管楽器の為のコンチェルト」と楽譜校訂について
CD「小杉太一郎の純音楽」収録曲